Q1. インプラントの手術は痛いですか?

A. 手術中は局所麻酔をしっかりと行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。 手術後の痛みや腫れについては、個人差はありますが、一般的には「親知らずを抜いた後」と同じくらいと言われています。通常は数日〜1週間程度で治まります。当院では適切に痛み止めや抗生剤を処方し、術後の負担を最小限に抑えるよう配慮しております。

Q2. インプラントは何年くらいもちますか?

A. インプラントは適切にメンテナンスを行えば、10年〜15年以上、良好な状態で使い続けられる確率が非常に高い治療法です(10年生存率は90%以上と言われています)。 ただし、天然の歯と同じように「インプラント周囲炎(歯周病のような病気)」になるリスクがあります。毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを継続することで、一生涯使い続けることも可能です。

Q3. 治療費に保険は適用されますか?

A. 原則として、インプラント治療は「自由診療(保険適用外)」となります。 ※事故や病気で広範囲にわたって顎の骨を失った場合など、極めて限定的なケースで保険が適用されることがありますが、一般的な歯科医院で行うインプラント治療のほとんどは自費診療となります。 なお、インプラント治療費は「医療費控除」の対象になりますので、確定申告を行うことで税金の還付を受けられる場合があります。

Q4. 高齢でもインプラント治療は受けられますか?

A. はい、健康状態に大きな問題がなければ、年齢に上限はありません。 80代の方でも、骨の状態や全身疾患(糖尿病や高血圧など)がコントロールされていれば治療は可能です。むしろ、しっかり噛めるようになることで、全身の健康維持や認知症予防につながるというメリットもあります。まずは事前の診査・診断が重要です。

Q5. インプラントができないケースはありますか?

A. あごの骨の量が極端に少ない場合や、重度の全身疾患がある場合は、治療が難しいことがあります。 ただし、骨が少ない場合でも「骨造成(骨を増やす手術)」を行うことでインプラントが可能になるケースも多くあります。また、ヘビースモーカーの方は、インプラントと骨が結合しにくい(失敗のリスクが高まる)ため、禁煙をお勧めすることがあります。

Q6. 手術後、すぐに食事はできますか?

A. 手術当日は、麻酔が切れるまでお食事は控えてください。 麻酔が切れた後は、手術をした部位と反対側の歯で柔らかいものを食べていただくことができます。数日間は刺激物や非常に硬いものは避け、お口の中に負担をかけないようにしていただきます。

Q7. 金属アレルギーなのですが大丈夫ですか?

A. インプラント体の多くは、生体親和性が高く、金属アレルギーを起こしにくい「チタン」で作られています。 チタンは人工関節などにも使われる非常に安全な金属ですが、ご不安な場合は、事前に皮膚科などでパッチテストを受けていただくことをお勧めしております。

Q8. インプラント治療後のメンテナンスはなぜ必要なのですか?

A. インプラントそのものは虫歯になりませんが、周囲の歯ぐきは「歯周病」に似た炎症(インプラント周囲炎)を起こすことがあります。 インプラントは天然歯に比べて細菌への抵抗力が弱いため、放置すると周囲の骨が溶けてインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。これを防ぎ、長く快適に使い続けるためには、プロによる定期的なクリーニングとチェックが不可欠です。