虫歯治療
Q: 虫歯は自然に治りますか?
A: ごく初期の虫歯(CO)は再石灰化により治癒する可能性がありますが、進行した虫歯は自然治癒しません。
Q: 痛みのない虫歯治療は可能ですか?
A: 表面麻酔、極細の注射針、電動麻酔器の使用により、痛みを最小限に抑えることが可能です。
Q: 歯が痛くないのに虫歯があると言われました。なぜですか?
A: 虫歯は神経に達するまで痛みを感じにくい性質があるため、初期段階では無症状のまま進行します。
Q: 治療済みの歯が再び虫歯になることはありますか?
A: 詰め物や被せ物と歯の隙間に細菌が入り込むことで、二次虫歯(二次う蝕)になることがあります。
Q: 神経を抜いた歯はどうなりますか?
A: 栄養が供給されなくなるため、歯がもろくなり、割れやすくなったり変色したりするリスクが高まります。
歯周病
Q: 歯周病とは何ですか?
A: 歯周病菌によって歯茎や歯を支える骨(歯槽骨)に炎症が起き、最終的に歯が抜け落ちる細菌感染症です。
Q: 歯磨き時に血が出ますが、歯周病ですか?
A: 歯肉炎や歯周病の初期症状の可能性が高いです。
Q: 歯石は自分で取れますか?
A: 歯や歯茎を傷つける恐れがあるため、歯科医院での専用器具を用いたスケーリングが必要です。
Q: 歯周病はうつりますか?
A: 唾液を介して感染する可能性があります。スプーンの共有やキスなどで原因菌が移動します。
Q: 歯周病は完治しますか?
A: 破壊された歯槽骨を完全に元に戻すことは困難ですが、進行を食い止め、症状をコントロールすることは可能です。
予防歯科・メンテナンス
Q: 歯科検診はどのくらいの頻度で受けるべきですか?
A: 一般的に3ヶ月から半年に1回の受診が推奨されています。
Q: 毎日の歯磨きだけで虫歯や歯周病は防げますか?
A: 歯ブラシのみでは歯と歯の間の汚れの約60%しか落とせないため、デンタルフロスや歯間ブラシの併用、および歯科医院での定期的なクリーニングが必要です。
Q: フッ素塗布は大人にも効果がありますか?
A: 歯の再石灰化を促し、酸に対する抵抗力を高めるため、大人にも虫歯予防効果があります。
Q: 電動歯ブラシは手磨きより優れていますか?
A: 正しく使用すれば清掃効率は高いですが、当て方や動かし方にコツが必要です。
Q: 歯磨きは食後すぐにするべきですか?
A: 一般的には食後早めの歯磨きが推奨されますが、酸性の強い飲食物を摂取した直後は、エナメル質が傷つきやすいため30分程度空ける見解もあります。
小児歯科
Q: 子供の歯磨き粉はいつから使えばいいですか?
A: うがいができるようになる2〜3歳頃から、フッ素入り歯磨き粉の使用が推奨されます。
Q: 乳歯の虫歯は生え替わるから放置してもいいですか?
A: 永久歯の歯並び、発育、顎の形成に悪影響を及ぼすため、早期の治療が必要です。
Q: 指しゃぶりは歯並びに影響しますか?
A: 3歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりを続けていると、開咬(上の歯と下の歯が開いてしまう状態)や出っ歯の原因になります。
Q: シーラントとは何ですか?
A: 虫歯になりやすい奥歯の溝を、あらかじめフッ素配合の樹脂で埋める虫歯予防処置です。
Q: 仕上げ磨きは何歳まで必要ですか?
A: 最低でも小学校低学年(8〜9歳頃)までは、保護者による仕上げ磨きやチェックが推奨されます。
ホワイトニング・審美歯科
Q: ホワイトニングで歯は痛くなりますか?
A: 薬剤の刺激により、一時的な知覚過敏症状(歯がしみる)が出ることがあります。
Q: ホワイトニングの効果は一生続きますか?
A: 飲食や加齢による色戻りが起こるため、永久ではありません。定期的なタッチアップが必要です。
Q: 市販のホワイトニング歯磨き粉で歯は白くなりますか?
A: 日本の市販品には漂白成分が含まれていないため、表面の着色汚れ(ステイン)を落とす効果に留まります。
Q: 銀歯を白くすることはできますか?
A: セラミック、ジルコニア、硬質レジンなどの非金属素材に交換することで白くできます。
Q: セラミックの寿命はどのくらいですか?
A: 適切なメンテナンスを行えば10年以上維持できることが多いですが、噛み合わせや歯ぎしりの影響で割れることもあります。
インプラント
Q: インプラント治療は誰でも受けられますか?
A: 顎の骨の量が不足している場合や、重度の糖尿病・骨粗鬆症などの全身疾患がある場合は治療が難しいことがあります。
Q: インプラントの寿命はどのくらいですか?
A: 10年後の生存率は約90から95%とされていますが、インプラント周囲炎を防ぐための定期的なメンテナンスが必須です。
Q: インプラント治療は痛いですか?
A: 手術中は局所麻酔を行うため痛みは感じません。術後に腫れや痛みが出ることがありますが、処方薬で抑えられます。
Q: インプラント治療の期間はどのくらいですか?
A: 骨の状態により異なりますが、一般的に3ヶ月から半年、骨造成が必要な場合は1年以上かかることもあります。
Q: インプラントはMRI検査に影響しますか?
A: インプラントの素材(チタン)は非磁性金属であるため、通常のMRI検査には影響しません。
矯正歯科
Q: 大人になってからでも矯正はできますか?
A: 歯と歯茎、歯槽骨が健康であれば、年齢に上限なく治療可能です。
Q: 矯正治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
A: 全体矯正の場合は一般的に1年半から3年程度、部分矯正の場合は数ヶ月から1年程度です。その後、保定期間が必要です。
Q: マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いは何ですか?
A: マウスピース矯正は透明で目立ちにくく取り外し可能ですが、適応症例に限度があります。ワイヤー矯正は幅広い症例に対応可能です。
Q: 矯正中に虫歯ができたらどうなりますか?
A: 軽度の場合は装置をつけたまま治療しますが、進行している場合は装置を一時的に外して治療を優先します。
Q: 矯正治療に抜歯は必ず必要ですか?
A: 顎のスペースと歯の大きさのバランスによって決まります。非抜歯で治療できる症例も多数あります。
入れ歯(義歯)
Q: 入れ歯をしたまま寝てもいいですか?
A: 睡眠中は細菌が繁殖しやすく歯茎への負担もかかるため、外して専用の洗浄液につけて保管することが推奨されます。
Q: 総入れ歯と部分入れ歯の違いは何ですか?
A: 総入れ歯は歯が全くない場合に使用し、粘膜で維持します。部分入れ歯は残存歯にバネ(クラスプ)を掛けて維持します。
Q: 保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いは何ですか?
A: 保険適用の入れ歯は使用できる素材(プラスチックや指定の金属)に制限があります。自費診療では、薄い金属床やバネのない素材(ノンクラスプデンチャー)を選択できます。
Q: 入れ歯の手入れには歯磨き粉を使ってもいいですか?
A: 通常の歯磨き粉に含まれる研磨剤が入れ歯を傷つけ、そこに細菌が繁殖する原因となるため、入れ歯専用のブラシと洗浄剤を使用します。
Q: 入れ歯が合わなくなってきたらどうすればいいですか?
A: 顎の骨の吸収などにより適合が変化するため、歯科医院での調整や裏装(リライン)、または新製が必要です。
親知らず・口腔外科
Q: 親知らずは必ず抜かなければいけませんか?
A: 正常に生えており、噛み合わせに参加し、清掃状態が良好であれば抜歯の必要はありません。
Q: 親知らずを抜くべき基準は何ですか?
A: 斜めや横向きに生えて隣の歯を圧迫している場合、虫歯や歯周病になっている場合、智歯周囲炎(歯茎の腫れ・痛み)を繰り返す場合は抜歯が推奨されます。
Q: 親知らずの抜歯は痛いですか?
A: 麻酔下で行うため術中の痛みはありません。抜歯後、麻酔が切れてから数日間は痛みや腫れが生じることがあります。
Q: 上の親知らずと下の親知らずで抜歯の難易度は違いますか?
A: 一般的に、下顎の親知らずの方が骨が硬く、神経や血管が近くを通っているため、上顎に比べて抜歯の難易度が高く腫れやすい傾向があります。
Q: 顎関節症とはどのような病気ですか?
A: 顎を動かすとカクカク音が鳴る、口が大きく開かない、顎の関節や筋肉に痛みがあるなどの症状を示す疾患群です。



