大学病院レベルの精密治療を実現する「歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)」完備

「見える」治療による精密性 ~ 治療の成功・再発防止へ

「肉眼の20倍」の世界で、歯の未来を守る。

■ 導入:歯科治療は、「見えない世界」との戦いでした これまで日本の歯科治療の多くは、歯科医師の「肉眼」と、指先の感覚(経験と勘)に頼って行われてきました。 しかし、歯の大きさはわずか数センチ、その内部にある神経の管(根管)に至っては直径1mm以下です。暗く狭い口の中で、肉眼ですべてを正確に捉えることには限界がありました。 「しっかり治療したはずなのに、なぜか痛みが再発する」「原因不明の違和感が続く」。その多くは、見えない部分に残された微細な感染源や、わずかな段差が原因かもしれません。

当院では、こうした不確定要素を徹底的に排除するため、最高倍率約20倍の拡大視野を確保できる「歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)」を導入しています。 「見える」ということは、それだけで治療の精度を劇的に向上させ、あなたの歯の寿命を延ばすことに直結します。


1. マイクロスコープが不可欠な理由:3つのメリット

① 汚染物質の取り残しを防ぐ「根管治療(歯の根の治療)」 マイクロスコープが最も威力を発揮するのが、歯の神経の治療です。 歯の根の中は複雑に曲がりくねっており、光が届かない暗闇です。肉眼での治療は「手探り」にならざるを得ず、細菌に感染した神経や汚れを取り残してしまうリスクがありました。 マイクロスコープを使用すると、強力なライトで根の奥底まで照らし出し、汚染物質を「見て」確認しながら確実に除去することが可能です。これにより、再発リスク(再治療の可能性)を大幅に低減させます。

② 健康な歯を削らない「低侵襲治療(MI)」 むし歯治療において最も重要なのは、「悪い部分だけを削り、健康な部分は一切削らない」ことです。 マイクロスコープで患部を拡大すると、むし歯に感染している部分と健康な歯質の境界線が明確に見えます。 肉眼では判別できないレベルで削る範囲を最小限に留めることができるため、結果として歯の体力を温存し、神経を残せる可能性が高まります。

③ 適合精度の向上による「むし歯再発の防止」 詰め物や被せ物を装着する際、歯と人工物の間にわずかでも隙間(ギャップ)があると、そこから細菌が入り込み、中でむし歯が広がってしまいます(二次カリエス)。 マイクロスコープを用いて、ミクロン単位の精度で歯を形成し、段差のない滑らかな適合状態を作ることで、詰め物が長持ちし、新たなむし歯のリスクを極限まで抑えることができます。


2. 「見せる化」による安心のインフォームド・コンセント

当院のマイクロスコープには、高画質の録画機能・モニター出力機能が備わっています。 これまでは「口の中で何をされているか分からない」という不安がつきものでしたが、当院では違います。

  • 治療前の状態: どこにヒビが入っているか、どこが汚れているか。
  • 治療中の様子: どのように汚れが取れていくか。
  • 治療後の確認: どれくらい綺麗になったか。

これらをモニターに映し出し、動画や静止画を用いて視覚的にご説明します。 ご自身のお口の状態をリアルタイムで共有することで、納得して治療を受けていただけるよう努めています。


3. 諦める前に、精密診断という選択肢を

他院で「抜歯するしかない」「原因が分からない」と言われた場合でも、マイクロスコープで詳細に観察することで、歯の破折線(クラック)や隠れた根管を発見し、治療の糸口が見つかるケースがあります。 マイクロスコープは、日本の歯科医院での普及率がまだ数%〜10%程度と言われる高度医療機器です。 当院では、このテクノロジーを駆使し、皆様の大切な歯を「一生の資産」として守り抜くための質の高い医療を提供いたします。